●吉田和史×夜窓 / ルーザーズ / Boccie Records / JPN / BRC0001 / 4525118071569  / 2,500円+税


CD(4) 

商品レビュー


“うつむき系のカリスマ”吉田和史率いるバンド『夜窓』の記念すべきファーストアルバム。
大都会の片隅で生きる夢破れし者たちへのアンセム


“うつむき系のカリスマ”と呼ばれるシンガーソングライター・吉田和史が20年近く温め続けてきた初のスタジオアルバムが遂に完成。大都会の夜を吸い込んだかのような哀しく刹那的な詞世界。そしてジャンルを超えた幅広い音楽性と普遍的なメロディ。それらがバンド『夜窓』のサウンドと一体となって重厚なポップミュージックへと結実した。シングル曲『円山町ラプソディ』、代表曲『絵具』を含む全11曲収録。ジャケットはアーティスト・片山真理による描き下ろしコラージュ。


≪吉田和史プロフィール≫



90年代後半よりポップス/ロックを中心としたオリジナル楽曲を作り始め、約8年間で200曲ほどのデモ音源を制作するが、発表することはなくライブ活動も一切行わなかった。00年代後半には音楽から離れてドキュメンタリー映画製作やテレビの報道番組のディレクターとして活動。しかし、その傍らで新宿のバーによく出入りし、客のリクエストに応じてギターを爪弾くことがしばしばあった。期間にして約10年。行きつけの酒場では知る人ぞ知るアンダーグラウンドの音楽に多く触れ、こうした経験が翳りのある新たな音楽性の獲得へと繋がってゆく。
再び音楽を始める端緒となったのは2013年10月、懇意にしていた文壇バーのマダムからお店でのライブを依頼されたことだった。それは早川義夫や森田童子など古い日本のカヴァー曲を中心としたライブであったが、その時に初めてオリジナル曲を人前で発表している。これをきっかけに2014年3月からソロ弾き語りで本格的にライブ活動を開始。ポエトリーリーディングのオープンマイクや歌舞伎町雑居ビルの地下イベントなどで歌い始める。楽曲の多くが都会で打ち捨てられた人々の孤独や悲哀を歌ったものであったため、一部では“うつむき系のカリスマ”と呼ばれて評判を呼ぶようになる。中でも普遍的なメロディを持つバラードの『絵具』は多くの人々に好意的に受け入れられた。
2015年までに二枚のソロアルバム音源をバーで自主録音。2016年にサックスなどを配したジャズ編成のバンド“ 吉田和史×夜窓” を結成してからは初のスタジオレコーディングにも取り組み、2017年10月に本作『ルーザーズ』を完成させた。なお、2017年4月にはこれまでのポエトリー界隈での活動が評価され、詩人・谷川俊太郎のトリビュートライブに出演。9月には初ライブで楽曲をカヴァーした早川義夫本人との共演も果たしている。



 



ソングリスト

  • 1. ニジンスキーの森
  • 2. 円山町ラプソディ
  • 3. 夜間避行
  • 4. 絵具
  • 5. 火曜日の夜
  • 6. いつか来た道
  • 7. 愚か者の黄金
  • 8. 勝手に呑まれろ/人生
  • 9. 暗いよろこび
  • 10. 飛ばない鳥
  • 11. ルーザーズ

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