●EARL / TONGUE TIED / BMG / IMP / LP / 505329162 / 4050538291629 / 2,600円+税


RECORD 

商品レビュー


自由と強さを得た彼女が奏でる音楽――それがジャズ。 シルヴァー・ブロンドの髪にコケティッシュなスタイルで、どこかレトロな雰囲気を漂わせているEARLが、ジャズが最高の娯楽だった時代を21世紀に蘇らせたアルバム『TONGUE TIED』を引っ提げ、新たなステージの幕上げを告げる――。 

■ アラスカ出身、ロサンゼルスから今はロンドンを拠点に活躍する、シンガー・ソングライター、EARL(アール)。シルヴァー・ブロンドの髪にコケティッシュなスタイルで、どこかレトロな雰囲気を漂わせている彼女が、ジャズが最高の娯楽だった時代を21世紀に蘇らせたアルバム『TONGUE TIED』を引っ提げ、新たなステージの幕上げを告げる――。 

■ 2015年、自主制作した2曲をBBCの番組「Introducing」に送りつけた所、応募総数200,000の中から選抜された6名のアーティストの一人となった彼女は、その年のハイド・パーク・フェスティヴァルの「BBC INTRODUCING」ステージに出演を果たす。そこでBBCのDJたちから高い評価を集めた彼女は、やがてBMG Rights ManagementのA&Rの目に留まった。7歳の頃からデューク・エリントンなどのビッグ・バンド・ジャズが大好きだという彼女だったが、自分でジャズをやりたいとは、それまで考えたことがなかったという。しかし彼女に可能性を感じたA&Rは、“正統派ジャズ”への方向性を彼女に示した――そこからEARLの新たな物語が始まったのであった。 

■ 生粋の正統派ジャズ・ファンだったにも関わらず、自分でジャズをやろうと考えたこともなかったというEARLが、自分の中の”ジャズ”を見出し、引きだした本作『TONGUE TIED』には、どこかレトロ、でもジャズがまだ若かった“狂騒の20年代”を彷彿とさせる熱気を感じさせる楽曲が収録されている。例えば、ラテンのリズムとロイ・オービソンの「Blue Bayou」が融合したような「I Love You」、そして遊び心に富んだカリプソ風の曲調に時折ビリー・ホリデイの幽霊が見えてきそうな「Smoke Rings」、チャールストンっぽい曲調に1920年代のジャズが交わる享楽的な「Baddabing Baddaboom」、そしてラグタイムやディキシーランド・ジャズのスウイングが効いている「When I Kiss You」など、ジョセフィン・ベイカーがビッグバンドをバックに歌い踊り、ジャック・レモンとマリリン・モンローが銀幕の中で共に演奏していたそんな時代にジャズが持っていた混沌とした活気と自由さ、そして音楽的ジョークがEARLの歌にはあるのだ。 

■ EARLにとって初めての”正統派ジャズ・アルバム”となる本作には、ナタリー・インブルーリアの「Torn」でしられる、プロデューサー、フィル・ソーナリーが彼女と一緒にソングライティングを手掛けている他、リリー・アレンやエイミー・ワインハウス、アデルやパロマ・フェイスの作品でバックを務めてきたミュージシャンやスタジオ・スタッフ、さらにはニュー・オーリンズのミュージシャンによるプリザベーション・ジャズ・ホールが参加している。 

■ アラスカの片田舎にあるガソリンスタンドに生まれたEARLは、父が大好きだったビッグ・バンド・ジャズ、母の母国フィリピンのダンスミュージック、それからアラスカ先住民の太鼓の音など、様々な音楽に囲まれて育った。4歳からピアノを弾くようになり、地元の教会の聖歌隊でゴスペルを歌い、11歳にクラシック曲の作曲をしていたという彼女は、アラスカ大学のラジオ局でDJの選曲を手伝うボランティアを行うなかで、フィオナ・アップルやローリン・ヒル、エリカ・バドゥを聴き、“どうやったらこれが出来るんだろう”と思ったという。そして大学生に制作したCDを切っ掛けにメジャー・デビューを果たし、当時はフォーキーなシンガー・ソングライターだった彼女は、ダミアン・ライス主催のアウン・サン・スーチーを支援するコンサートに登場したり、ジェイムス・ブラントやマルーン5とのツアーを経験したりと、シンガー・ソングライターとして成長していった。その過程で、一人の息子の母親となった彼女は、一人のアーティストとしても、そして人間としても強くなったという。「自分以外の命に対しての責任が出来たら、人生がどれほど価値のあるものか気づくようになり、それで自分の価値も理解するようになっていく。誰かの為に意見をいうことを知ったから、私は自分自身の為に意見をいうことも知ったの」 

■ “ジャズ”という自由を得た、EARL――自分の声と音を見出した彼女は、こう力強く宣言する:「これとまったく同じことをやっている人を他に知らない。インスピレーションに溢れている感じがする。生きているって感じがするの、何でもできるって気になるほどね。押さえつけられている感じが全くしない。自由になるまで長い時間がかかったけど、今やっと自分の居場所を獲得したって感じなの」EARLにとってジャズは、今の彼女と同じように、どこまでも自由なのだ。





ソングリスト

  • 1. Tongue Tied
  • 2. All That Glitters
  • 3. Baddabing Baddaboom
  • 4. Travelling Heart
  • 5. Smoke Rings
  • 6. Since You Kissed Me
  • 7. I Love You
  • 8. Lazy Man
  • 9. In Love and War
  • 10. Play with Fire
  • 11. Strange Heart
  • 12. One Dance

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