●STEFANO BATTAGLIA / AURYN  / SPLASC(H) / ITA / CD / CDH162 / 0716642016223 / 2,100円+税


CD(4) 

商品レビュー


今やECMの看板スターともなった、イタリア・ジャズ・シーンを代表する抒情派ピアノの個性的スタイリスト=人気名手:ステファノ・バターリア(1965年イタリアのミラノ生まれ)の、本盤は、セカンド・アルバムにあたる、トリオ編成での1988年5月ミラノ録音の自作曲集。


透明感と暗影が表裏一体に合わさったキレ味鋭く中々強堅な、カッチリ・クッキリと角張ったシルエットを鮮明に呈するダイヤモンド・タッチでの、繊細かつメロディックに哀愁を映し出すロマンティスト気質な側面、を基軸として、よりハードな殺陣風のダイナミズム傾向へも適宜シフトしつつの、表情豊かな全力投球のリリカル・プレイが誠に清々しい、フレッシュ&エモーショナルな気迫充分の映え具合を示した、歯応えある敢闘内容である。ヨーロッパ抒情派ピアノ・トリオの一典型らしい、メリハリ〜振り幅は結構大きいが「メロディーの美」や「詩的ロマンティシズム」の探究に揺るぎは一切ナシの、きめ濃やかにして精悍軒昂な、力強い熱演が続き、バターリアの、腰の据わった一音入魂!の即興奮戦が、瑞々しくも生々しい迫真力で聴く者を圧倒し、高揚させてゆく。→キース・ジャレットの耽美的インプロヴァイザー面を深く細かに踏襲し、またエヴァンス的奏法の十全なる研鑽の跡も窺わせるその、澱みなく端麗滑脱だが決して甘さに流されず、ピリッとした緊張と翳りを鳴音に宿したシャープ&メランコリックなフレーズ展開は、えぐり込んでくるような尖端っぽさと妖しいまでの美しさそして艶に満ちており、要所要所での、アブストラクトな疾走型の力学アクション攻勢も巧くスパイス効果を成して、適度に荒削りな切迫スリルの利き具合が何とも絶妙な、ヨーロッパならではの「硬質的リリシズム」の世界がクリアーに、確固と打ち樹てられていて、その語り口は既に堂々たるもの。


■Stefano Battaglia (piano)


Paolino Dalla Porta (bass)


Manhu Roche (drums)


ソングリスト

  • 1.Auryn
  • 2.Toy Roads
  • 3.Emilie Marie
  • 4.The Real Meaning(Of The Blues)
  • 5.Some Little Notes For You
  • 6.Gleam 
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