●パウル・ウェイネル / スピラーレ / プロダクションデシネ / JPN / CD / 2,800円+税



繊細なタッチが生む、溢れ出る哀愁。ルーマニアのピアニスト、パウル・ウェイネルが1976年に残した、東ヨーロッパ産モーダルジャズの最高峰の一つが遂に正規復刻。Nujabesが大胆にサンプリングした名曲「Cautari」、同じくJazzanovaがサンプリングした「Colinda P」などの楽曲を含む、全編際立つ哀愁感に満たされた大傑作です。
ルーマニアの地方都市ティミショアラ出身のピアニスト、パウル・ウェイネルが1976年に吹き込んだ傑作『スピラーレ (Sprirale)』が銀盤化。基本は彼のピアノを軸にしたピアノトリオ編成で聴かせる哀愁のジャズ作品ですが、時折添えられるフルート、オーボエの切なさを帯びた音色も素晴らしい、イースト・ヨーロッパ産モーダルジャズの最高峰の一つと言っても過言では無い1枚です。

全曲が彼のオリジナル曲と言う点にも注目で、いずれも独特の愁いを帯びた哀愁の旋律が素晴らしいのですが、美しく泣けるバラッド、スピード感溢れるタッチの楽曲が違和感無く共存している構成も、作品としての魅力を際立たせています。ただ、何と言っても最高なのは、とにかく泣けるメロディが心にグサリと響く「05. Cautari」。Nujabesの楽曲「Spiral」で大胆にサンプリングされており、すでにその旋律を何度も耳にしている方も多いかもしれない名曲です。同じく、同系のエレガントな「08. Colinda H」、耳馴染みの良いフレーズが印象的な「02. Spirale」を筆頭に、その心に染み込むようなメロディセンスが発揮された楽曲達は名曲揃い。さらに、どこか異国情緒を感じさせる「01. Colinda P」(こちらはJazzanovaがサンプリング)、高速調の「04. Blues_ul Trenului」、「06. Reportajul Timpului」も、エレガンス溢れる楽曲で、全編が圧倒的なクオリティと感動で満たされた1枚です。

サンプリングソースとしての話題性云々の前に、とにかく美しいメロディが印象的な傑作であり、何度聴いてもその深みのある世界観が新しい感動を生み出し続けるような、名盤と呼ぶに相応しい1枚です。本作に足りない物があるとすれば、それは唯一、知名度くらいのモノでは無いでしょうか?

●A式の紙ジャケット仕様
●世界初のCD化
●オリジナルマスターテープを用いリマスタリング

パウル・ウェイネル (Paul Weiner):
ルーマニアの地方都市ティミショアラ出身(1947年12月生まれ)のピアニスト。幼い頃からピアノに慣れ親しみ、自身のトリオを率い、20歳の時にプロとして本格的にデビュー。1970年代の初頭から数々のジャズフェスティバルへ出演し、好評価を集める。特に奏者としてのスキルに加え、作曲能力の高さから幾つもの受賞経験のある実力派。1976年に自身のカルテット名義で発表した『スピラーレ (Sprirale)』は、その才能の豊かさを、美しく哀愁溢れるサウンドで表現した、ルーマニア産ジャズ屈指の名盤。

1. Colinda P
2. Spirale
3. Duminica Dupa Masa
4. Blues_ul Trenului
5. Cautari
6. Reportajul Timpului
7. Plutire
8. Colinda H
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